What’s つむぎ屋

 

広島で育ったというべきか、広島に育てられたというべきか。
「平和」のある暮らしの中で、日々の言葉を、つむぐことができたらと始めてみました。

「広島で「平和」が近くにあると、考えることも多いよね。」
「なんかこう、もう少し、何かできることありそうだよね。」

私達は二人とも、広島・長崎の被爆者など、人々に大きく影響を与えた歴史の体験者と共に過ごした経験がある。日本だけでなく、海外からも広島で「平和」を学びたい、広島にいる人の話が聞いてみたい、という声は多い。それにこたえることはできそうである。そんな二人が今やっておきたいこと、できることは、広島に住む20代のひとりとしての日々をつむいで形にすることから始まるかもしれない。


せと まゆ
1991年呉市川尻町にうまれ、海と山のある風景ですくすく成長。NGOピースボートの主催する「おりづるプロジェクト」などに参加し、地球一周の航海で地球を3周する。通訳を突然無茶ぶりされてもこなせるくらいに英語も堪能。イベントの運営や広報も得意。東京に住んでいたが、広島に戻り、カフェ店員をしながら歌い手としても活躍の場を増やしているところ。しっかりしていると見せかけて、自転車で転んだりするところが魅力。

 

ふくおか なお
1992年広島市にうまれる。広島・長崎の被爆者と旅する3か月を経て、「はちろくトーク」など、ひらけたフラットな空間で被爆者の話を聞く会や、広島で平和に関する研修などをコーディネート。2015年、大学の卒業論文を書くためにフランス領ポリネシアタヒチ島に1か月滞在ののち、価値観を大きく揺さぶられ、ひとりで生きていけるおばあちゃんになることをテーマに生きている。広島でNPOスタッフをしながら、まちの記憶や物語を表現することができたならと考えているところ。